夕食中や就寝前に、突然バサバサと部屋の中をコウモリが飛び回ったら、誰でもパニックになりますよね。
慌てて叩き落としたり素手で捕まえようとするのは絶対にNGです。
正しい手順を知れば数分で解決できます。
コウモリが家に入ってきたら、まずこれだけ|窓を開けて待つが基本、暗い部屋を明るくして誘導する

コウモリを見つけても、大声を出したり物を投げつけたりしないでください。
刺激すると興奮してあちこちに飛び回り、かえって出口が見つからなくなります。
やることはシンプルで、窓とドアを可能な限り大きく開け放つ、これだけです。
コウモリは暗く狭い場所を好む一方、明るく開けた空間を嫌う性質があるため、室内の照明を消し、外の光のほうを目立たせると自然と外へ向かいます。
- 照明を消す
- 窓・ドアを大きく開ける
- 静かに離れて様子を見る
そのまま10〜30分ほど静かに離れて様子を見ると、たいていの場合は自分から出ていきます。
これは特別な裏技ではなく、コウモリに関する相談を受ける自治体の窓口でも案内される一般的な初動対応です。
複数の窓を開けられる場合は、コウモリが最初に侵入したと思われる方向、あるいは外の明かりが一番はっきり見える窓を優先的に開けておくと、より早く出ていきやすくなります。
反対に、出口以外の部屋のドアは閉めておくと、コウモリが家の奥へ迷い込んでしまうのを防げます。
トモさん出ていかないときはライトで光に誘導する


なかなか出ていかないときは、懐中電灯やスマートフォンのライトをコウモリに向けて照らしてみましょう。
強い光を嫌う習性を利用し、開いている窓やドアの方向へ光で誘導すると効果的です。
ペットや小さなお子さんがいる家庭では、コウモリが飛び回っている間だけ別の部屋に移動させておくと、双方にとって安全です。



なお、コウモリは日没後から活動が活発になる夜行性の動物です。
夜間に迷い込んできた場合のほうが、日中よりも自力で出ていきやすい傾向があるとされています。
逆に日中に室内へ入り込んだ場合は、暗い場所を求めてカーテンの裏や家具の隙間に潜り込んでしまうことも多く、次の章で説明する「見つからないときの対処法」が必要になるケースが増えます。
タオルや布で覆って外へ運び出す方法を紹介しているサイトもありますが、慣れていない方が行うとコウモリを驚かせて逆効果になることもあるため、まずは窓を開けて自然に出ていくのを待つ方法から試すことをおすすめします。
やってはいけない3つのこと
- 大声を出したり物を投げつけて追い払おうとする
- 殺虫剤やスプレー類を至近距離から噴射する
- 素手やティッシュ1枚でつかもうとする
いずれもコウモリを興奮させて予測不能な動きを誘発したり、みずからの安全を損なう行動につながります。
焦って動くほど事態が長引くというのは、実際にコウモリと遭遇した方の体験談にも共通して見られる傾向です。
絶対に素手で触らない理由|追い出しは許可不要、でも捕獲・殺傷は1年以下の懲役の対象に


追い出しに許可は不要な理由
追い出す作業の途中でも、絶対に素手で触れてはいけません。
驚いたコウモリは防衛のために噛みついたり引っかいたりすることがあり、体表やフンには病原体が付着している場合があります。
もう一つ知っておきたいのが、コウモリは鳥獣保護管理法によって守られている野生動物だという点です。
鳥獣保護管理法が禁止しているのは野生鳥獣の「捕獲」と「殺傷」であり、窓を開ける・音や光で促すといった非致死的な追い払いはこれに該当しないとされています。
ここで多くの方が誤解しがちなのですが、法律で禁止されているのは「捕獲」と「殺傷」であり、窓を開けて自然に外へ促す「追い出し」行為そのものには許可が不要です。
音や光を使って外へ誘導するだけなら、行政への申請は必要ありません。
捕獲・殺傷が違法になる境界線


一方で、素手やタオルでつかまえて外へ放り投げる、殺虫剤で退治するといった行為は「捕獲」「殺傷」にあたる可能性が高く、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される場合があります。
「早く終わらせたいから」と直接手を出す前に、この法律上の線引きをぜひ思い出してください。
| 行為 | 許可の要否 |
|---|---|
| 窓を開けて外へ促す | 不要(追い出しにあたる) |
| 光や音で外へ誘導する | 不要(追い出しにあたる) |
| 素手やタオルでつかんで外に出す | 捕獲にあたり要許可 |
| 殺虫剤等で駆除する | 殺傷にあたり違法 |
このように整理すると、「触れずに外へ促す」範囲であれば誰でも合法的に対応できることがわかります。
万が一、慌てて掴んでしまった場合でも、その場ですぐに外へ放して立ち去れば大きな問題になるケースは多くありません。
ただし習慣的に素手で捕まえることを前提にした対応は避け、できる限り「触れない追い出し」を優先する意識を持っておきましょう。



なぜここまで法律で守られているかというと、コウモリは蚊などの害虫を大量に捕食する益獣としての側面も持っており、生態系の中で一定の役割を担っているためです。
「害獣だから駆除して当然」という発想ではなく、「困っているから追い出す」という前提で対応することが、法律の趣旨にも沿った正しい向き合い方といえます。
もし自分で対応する自信がなく、どうしても捕獲・移動させたいという場合は、自己判断で行わず、お住まいの自治体の環境保全担当窓口や専門業者に相談してください。
自治体によっては、野生鳥獣に関する相談窓口や、状況に応じた許可申請の案内を行っているところもあります。
ここまでの内容を整理すると、家庭で行ってよい範囲は次の3つです。
- 窓やドアを開けて外へ促す
- 光や音で外への方向を示す
- コウモリに触れずに立ち去るのを待つ
この3つの範囲を守っていれば、法律面で心配する必要はありません。
反対に、素手でつかむ・叩き落とす・薬剤を直接浴びせるといった行為は避け、どうしても対応が難しいと感じたら早めに専門家の手を借りる判断をしてください。
万が一触れてしまったら|国の研究機関データでわかる感染症リスクと正しい応急処置


うっかり素手で触れてしまった、あるいは噛まれてしまったという場合は、まず落ち着いて対処することが大切です。
国立健康危機管理研究機構(旧国立感染症研究所)の公開情報によると、コウモリを介した感染症としてリッサウイルス感染症が知られています。
主な感染経路は咬傷で、潜伏期間は20〜90日程度とされ、発症すると頭痛・発熱・倦怠感から始まり、中枢神経症状を経て多くの場合発症後2週間以内に死亡するとされる、非常に重い感染症です。
ここで正確に知っておきたいのは、日本国内に生息するコウモリからこのウイルスが検出された報告は、今のところ確認されていないという点です。
同ウイルスの感染例はこれまでアメリカ大陸で報告されているのみで、過度に恐れる必要はありません。
「アジアに生息するコウモリについては、狂犬病ウイルスが分離された報告はいまのところない」(国立健康危機管理研究機構の公開情報より)
ネット上には「コウモリに触れたら即座に危険」といった煽った表現も見られますが、国の研究機関が公開している情報と照らし合わせると、そこまで極端に恐れる根拠は見当たりません。
正確なリスクを知り、必要な場面で確実に応急処置を行うことのほうが、漠然と怖がるよりもずっと実用的な備えになります。
とはいえゼロリスクではないため、咬まれた・引っかかれた場合は自己判断せず、応急処置と受診を徹底してください。
咬まれた・引っかかれた場合の応急処置
まず患部を石鹸と流水でよく洗い流すことが最優先です。
洗浄後は消毒液や70%以上のエタノールで患部を消毒し、赤み・腫れ・発熱などの症状が出ていなくても、念のため医療機関を受診しておくと安心です。
直接触れていなくても注意したいこと


もう一つ知っておきたいのがヒストプラズマ症という真菌感染症で、土壌やコウモリ・鳥の糞に含まれる菌を吸い込むことで感染します。
国内での報告例は2018年末までに約100例程度とされ、決して多くはありませんが、フンの掃除中にマスクを着けずに粉塵を吸い込むと感染のリスクがあるため、次章で解説する掃除の際は防護具を必ず着用しましょう。
潜伏期間はおよそ7〜21日で、発熱や咳などかぜに似た症状が中心とされ、多くの場合は自然に軽快しますが、大量に吸い込んでしまった場合は重症化することもあるとされています。
咳や発熱などの症状が数日経っても続く場合は、コウモリと接触した経緯を医師に伝えたうえで受診してください。
- 狂犬病ウイルス(リッサウイルス):咬傷が主な経路、国内のコウモリでの検出報告はなし
- ヒストプラズマ症:フンを吸い込むことが主な経路、国内報告は年間数例程度
家族やペットが接触した場合の注意点


なお、判断に迷うような症状が出た場合は、感染症を専門とする医療機関に相談できる体制も国内には整っています。
ヒストプラズマ症が疑われる場合、国内では真菌感染症を専門に扱う研究機関に相談できる体制が整えられており、「かぜかもしれない」で自己判断せず、コウモリとの接触歴を必ず医師に伝えることが早期診断につながります。
体調に異変がなくても、屋根裏の掃除や糞の処理を行った後しばらくは、咳や発熱の有無を意識しておくと安心です。
小さなお子さんや高齢の家族、持病のある方が接触した場合は、症状が軽くても早めに医療機関へ相談しておくと、万が一のときも対応が早まります。
ペットが接触した場合も同様で、様子がおかしいと感じたら早めにかかりつけの動物病院へ相談してください。
飼い主自身が判断に迷うときは、コウモリと接触した状況をできるだけ具体的に伝えると、獣医師も的確な対応をとりやすくなります。



普段からワクチン接種などの健康管理を行っておくことも、いざというときの安心材料になります。
こうした備えを普段から意識しておけば、実際に遭遇したときの心理的な負担もぐっと軽くなるはずです。



見つからない・出ていかない時の対処法|家具の裏や換気口など見落としがちな場所


カーテンの陰・家具の隙間を探すコツ
窓を開けてもコウモリの姿が見えなくなり、行方がわからなくなることもよくあります。
実際にYahoo!知恵袋に寄せられた相談でも、照明のない部屋に逃げ込んだコウモリを見失ってしまったというケースが報告されています。
コウモリは逆さまにぶら下がれる薄暗い隙間を好むため、探すときはまずカーテンのひだの一つひとつ、家具の裏、クローゼットの中を確認してみてください。
昼間の明るい時間帯のほうが、暗い色の小さな体が壁や布地とのコントラストで見つけやすくなります。
見つけたときにあわてて手を伸ばすと、驚いて再び飛び立ってしまいます。
虫取り網や厚手の布をそっとかぶせて包み込み、窓の外へ持っていって放してあげるのが安全な方法です。
通気口や壁の奥に逃げ込んだ場合


通気口の中や換気扇の裏、屋根裏へ続く点検口の周辺も、コウモリが逃げ込みやすい代表的な場所です。
天井や壁の奥に入り込んでしまった場合は、無理に手を伸ばさず、出てくるまで気長に待つほうが安全です。
どうしても見つからない場合、無理に家中を探し回るよりも一旦部屋を分けて生活し、翌朝以降に活動音を頼りに再確認するという方法もあります。
- カーテンのひだ・裾
- ソファや家具の裏
- クローゼットや押し入れの中
- 通気口・換気扇の裏
その際も窓や換気口を少しだけ開けたままにしておくと、コウモリが自分のタイミングで外へ出ていける状態を保てます。
実際にYahoo!知恵袋でも、体長4cmほどの小さなコウモリが廊下を飛び回った後に見失い、数日間行方がわからなかったという相談が見られます。
このケースのように数日単位で見つからないこともあるという前提を持っておくと、必要以上に焦らずに済みます。
見失った状態が続く場合でも、部屋の中に食べ物やエサになるものがなければ、コウモリ自身も長くはとどまらず、隙間があれば自然に外へ出ていくことがほとんどです。
物音がしたタイミングで再度居場所を確認し、見つけたら焦らず先述の手順で外へ促してあげましょう。
天井付近や高い場所に潜んでいる場合は、無理に脚立で近づこうとせず、まずは部屋を暗くして窓を開け、自然に降りてくるのを待つ方法から試すと安全です。



追い出した後にやるべき掃除・消毒|フン・体液が触れた場所の正しい処理方法


フン・体液の正しい拭き取り手順
無事に外へ出せたら、それで終わりではありません。
コウモリが室内を飛び回った際に、フンや体液が床・壁・家具に付着している可能性があります。
掃除の前に必ずマスクと使い捨て手袋を着用し、乾燥したフンは粉塵が舞いやすいため、そのまま掃くのではなく軽く湿らせてから拭き取るようにしましょう。
拭き取ったあとは、コウモリが触れた可能性のある場所を70%以上のエタノールなどで消毒します。
掃除中は必ず窓を開けて換気しながら作業することも忘れないでください。
使い捨て手袋やマスクは、使用後にビニール袋で密閉してから廃棄すると衛生的です。
- マスク・使い捨て手袋を着用する
- 窓を開けて換気しながら作業する
- フンは湿らせてから拭き取る(乾いたまま掃かない)
- 触れた場所をエタノールで消毒する
- 手袋・マスクは密閉して廃棄し、最後に手を洗う
この5ステップを順番通りに行えば、掃除中の粉塵吸入や接触感染のリスクを大きく減らせます。
カーペットやソファなど洗いにくい場所に汚れが付いてしまった場合は、無理に自分で処理しようとせず、清掃専門業者に相談するのも一つの手段です。
侵入経路の痕跡もあわせて確認


掃除の際についでに確認しておきたいのが、コウモリがどこを通って室内に入ってきたと考えられるかという点です。
足跡のように明確な痕跡は残りにくいものの、フンが落ちていた場所や、羽ばたいた際にできた小さな汚れの位置から、おおよその侵入経路が推測できることがあります。
気になる箇所を写真に残しておくと、後述するように業者へ相談する際の説明もスムーズになります。
掃除中に見つけた汚れの位置は、そのまま侵入経路を絞り込む手がかりになります。写真に残しておくと後々役立ちます。
掃除を終えたあとも、しばらくは同じ場所で物音や気配がないか気にかけておくとよいでしょう。
1回限りの迷い込みであれば、掃除・消毒まで終えた時点でほとんどのケースは解決しますが、数日おいても同じ兆候が続くようであれば、単発の出来事ではない可能性を視野に入れてください。
なぜ家に入ってきたのか|アブラコウモリが好む条件と再侵入を防ぐには


今回はたまたま迷い込んだだけなのか、それとも家のどこかに住み着いているのかによって、今後の対応は変わってきます。
同じ部屋で何度も遭遇する、屋根裏や壁の中から羽音が聞こえる、建物の周囲に黒い粒状のフンが落ちているといった場合は、すでに屋根裏や壁の隙間を住みかにしている可能性が高いサインです。
日本の住宅でよく見られるアブラコウモリは、わずか1〜2cm程度の隙間があれば出入りできるため、換気口やシャッターの戸袋、エアコンの配管まわりなどが典型的な侵入口になります。
| 条件 | アブラコウモリが好む理由 |
|---|---|
| 暗く狭い隙間 | 天敵から身を隠しやすい |
| 昆虫が多い環境 | 主食である虫を捕食しやすい |
| 高い場所 | 飛び立ちやすく外敵に襲われにくい |
| 人の出入りが少ない場所 | 落ち着いて休める |
こうした条件がそろう住宅は、一度追い出しても別の個体が再び入り込んでしまうことがあります。
季節によって対応の緊急度は変わる
コウモリは冬になると冬眠に入るため、侵入経路の封鎖など本格的な対策は、活動が盛んな4〜10月頃に行うのが基本とされています。
真冬に無理に隙間を塞ごうとすると、冬眠中の個体を屋内に閉じ込めてしまい、かえって被害が悪化することもあるため注意が必要です。
また、6〜8月頃は出産・子育ての時期にあたることが多く、この時期に親だけを追い出してしまうと、取り残された子が屋根裏で死んでしまい、悪臭や虫の発生につながるケースも報告されています。
今回のように偶然家の中に迷い込んだだけであれば季節を問わず追い出して問題ありませんが、屋根裏などへの本格的な封鎖作業を検討する場合は、今の時期が適しているかどうかも判断材料にしてください。
- 4〜10月(活動期):侵入経路の封鎖作業に適した時期
- 6〜8月(子育て期):親だけを追い出す対応は避ける
- 11〜3月(冬眠期):無理な封鎖は個体を閉じ込めるおそれがある
集合住宅・賃貸物件で気をつけたいこと


マンションやアパートにお住まいの方も油断はできません。
換気扇の裏やエアコンの配管を通る隙間など、集合住宅特有の弱点からコウモリが入り込むケースも報告されており、戸建てだけの問題ではない点は知っておくとよいでしょう。
共用部分に原因があると考えられる場合は、個人で対策する前に管理会社や大家さんに一報を入れておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。
賃貸物件の場合、隙間の封鎖などの原状回復に関わる工事は、勝手に手を加えると退去時のトラブルにつながることもあるため、まずは管理会社に連絡し、対応方法を相談するのが基本の流れです。
戸建てであっても、屋根や外壁に手を加える作業は高所作業を伴うことが多く、無理をすると転落などの事故につながりかねません。



侵入経路の封鎖まで自分で行うかどうかは、安全に作業できる範囲かどうかを冷静に見極めて判断してください。
侵入経路の具体的な探し方や封鎖方法、追い出し作業に適した時期の見極め方については、当サイトの診断ツール付き記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
自分の状況が「一時的な迷い込み」なのか「すでに住み着いている」のか判断がつかないという方は、そちらの記事の診断ツールを使うことで、今取るべき行動がより具体的に見えてきます。
今回は一時的な迷い込みだった場合でも、網戸の破れや窓の閉め忘れがなかったか点検しておくと、次に同じことが起きるリスクを減らせます。
実際に家にコウモリが入ってきた人の相談内容から分かること


家の中にコウモリが現れて戸惑うのは、決して特殊な経験ではありません。
Yahoo!知恵袋にも、実際に自宅でコウモリと遭遇した方からの投稿が複数寄せられています。
「夕食中にコウモリが部屋に飛び込んできて家族全員パニックになりました。回答者からは殺さずに夜になったら窓を開けて逃がしてあげてほしいとアドバイスをもらい、翌朝には姿が見えなくなっていました」
出典:Yahoo!知恵袋への投稿より
「照明のない部屋に逃げ込まれて見失ってしまいましたが、回答者からカーテンのひだの一つ一つを確認するとよいと教えてもらい、探してみたところ台所の水切りかごにぶら下がっているのを発見できました」
出典:Yahoo!知恵袋への投稿より
「怖くて一階の和室に閉じこもってしまいましたが、翌朝落ち着いてから改めて探したところ、家具の隙間で静かにしているのを見つけられました。回答者からは無理に触らず窓を開けて誘導すれば十分と教えてもらいました」
出典:Yahoo!知恵袋への投稿より
どの投稿にも共通しているのは、殺さずに正しい手順で外へ逃がせば、大きなトラブルにはならなかったという結末です。
パニックにならず、隠れそうな場所を一つひとつ確認していくという落ち着いた対応が、結果的に一番の近道になります。
業者に相談する前に確認したいこと


一度追い出せても、屋根裏や壁の中に住み着いている場合は、時間が経つとまた同じことが繰り返される可能性があります。
同じ場所での遭遇が2回以上続く場合や、フンの蓄積・羽音など他の兆候も見られる場合は、自己対応にこだわらず専門業者への相談を検討したほうがよいでしょう。
業者に相談する際は、コウモリを見かけた場所・時間帯・頻度に加えて、屋根裏や換気口などで気になる音や臭いがないかも伝えると、原因の特定がスムーズになります。
相談前にメモしておきたい4つのポイント
- 遭遇した日時・場所・頻度(1回だけか、繰り返しか)
- 屋根裏や壁の中から聞こえる音・臭いの有無
- 建物の周囲でフンを見かけた場所
- 築年数や増改築の履歴(隙間ができやすい箇所の把握に役立つ)
対応エリア・保証内容・現地調査が無料かどうかを事前に確認しておくと、依頼後のトラブルを避けやすくなります。
特に繰り返し発生している場合は、追い出しだけでなく侵入経路の特定と封鎖まで対応してもらえるかを必ず確認しておくと、再発を防ぎやすくなります。
業者に依頼するかどうかの判断基準


一度きりの遭遇であれば、必ずしもすぐに業者へ依頼する必要はありません。
まずは網戸や窓の隙間がないかを自分の目で点検し、それでも不安が残る場合や症状が繰り返される場合に専門業者を検討する、という順序で考えると判断しやすくなります。
無料相談を行っている業者であれば、写真を送るだけで簡易的な状況判断をしてもらえることもあるため、迷ったときはまず気軽に問い合わせてみるのも一つの方法です。
相談は無料でできることがほとんどです。一人で抱え込まず、まずは状況を専門家に伝えてみましょう。
相談したからといって必ず契約しなければならないわけではありません。
現状を専門家の目で確認してもらい、緊急性がどの程度かを把握するだけでも、その後の判断材料として十分に価値があります。
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よくある質問(FAQ)
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まとめ|窓を開けて待つ・素手で触らない、この2つを徹底すれば慌てずに対応できる


コウモリが家に入ってきたときにやるべきことは、照明を消して窓とドアを大きく開け、静かに外へ出ていくのを待つ、これがすべての基本です。
追い出す行為そのものには許可が不要な一方、素手での捕獲や殺傷は法律違反となり罰則の対象になる点は必ず押さえておいてください。
万が一触れてしまった場合は、流水での洗浄と消毒、そして医療機関への受診を怠らないようにしましょう。
見失ってしまったときは、カーテンのひだや家具の裏など逆さまにぶら下がれる薄暗い場所を、昼間の明るい時間に探すのがコツです。
追い出した後は、フンや体液が付着していないかを確認し、湿らせてから拭き取って消毒するところまでが一連の対応になります。
「窓やドアを開け放ってコウモリが出て行ってくれるのを待ち続ける」——これが多くの相談事例に共通する、もっとも確実な初動対応です。
一時的な迷い込みであれば、ここまでの流れで多くの場合は解決します。
慣れない体験に戸惑うのは当然ですが、手順さえわかっていれば、思っているよりずっと落ち着いて対応できるはずです。
同じ場所での遭遇が繰り返されるようであれば、すでに住み着いているサインのため、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。



今日から実践できる基本の流れを、もう一度振り返っておきましょう。
- 照明を消して窓とドアを大きく開ける
- 10〜30分ほど静かに待つ
- 出ていかなければライトで出口へ誘導する
- 触れてしまったら流水で洗浄し受診する
- 追い出した後は掃除・消毒を行う
この流れを頭に入れておくだけで、いざというときに落ち着いて動けるようになります。
家族や同居人とも事前に共有しておけば、誰か一人しかいないタイミングで遭遇しても慌てずに対応できるでしょう。
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