石橋優介 一級建築士
一級建築士・管理建築士
一級建築士・管理建築士を保有する建築士であり、個人設計事務所、組織設計事務所を経て2019年に石橋優介建築設計事務所を主宰。個人邸宅から店舗、官庁案件まで幅広く設計活動を行う。
1級建築士監修のもと、適正価格の見極め方を解説します。
プロのアドバイス建築士が解説:シロアリ駆除の費用、まず知るべき「適正価格」の考え方
シロアリ駆除の費用は、業者によって大きく異なります。同じ30坪の住宅でも、15万円から50万円以上まで幅があるのが現実です。
この価格差の背景には、使用する薬剤の品質、施工の丁寧さ、保証内容の違いがあります。単純に「安いから良い」「高いから安心」とは言えません。適正価格を見極める目を持つことが、結果的に最もコストパフォーマンスの高い選択につながります。
「安ければ良い」が最も危険な理由(専門家が見た失敗例)
建築士として多くの現場を見てきた中で、「格安業者に依頼して後悔した」という相談は後を絶ちません。
典型的な失敗例として、坪単価800円という破格の業者に依頼したケースがあります。施工後わずか1年でシロアリが再発し、結局別の業者に依頼し直すことになりました。最初から適正価格の業者を選んでいれば、総額で10万円以上安く済んだ計算です。
安すぎる価格には必ず理由があります。薬剤の希釈率を高くする、処理面積を減らす、保証を付けないなど、どこかでコストカットが行われています。
適正価格を判断する3つの基準(相場・工事内容・保証)
適正価格かどうかを判断するには、以下の3つの基準で総合的に評価することが重要です。
①相場との比較
坪単価1,500〜3,000円が一般的な目安。極端に安い・高い場合は要注意
②工事内容の明確さ
床下処理・木部処理・土壌処理がすべて含まれているか確認
③保証の充実度
5年保証の有無、再発時の対応、修復費用の上限を確認
建築士が重視する「費用対効果」の見極めポイント
費用対効果を考える上で最も重要なのは、「5年間トータルでいくらかかるか」という視点です。
初期費用が安くても、保証がなければ再発時に全額自己負担となります。一方、初期費用が多少高くても、5年保証と年1回の無料点検が付いていれば、長期的には安心でお得です。目先の金額ではなく、5年間の総コストで比較することをおすすめします。
シロアリ駆除の費用相場|最新データ(坪数別・工法別)
ここでは、実際の施工データをもとにした最新の費用相場をご紹介します。坪数別・工法別に整理していますので、ご自宅の条件に合わせて参考にしてください。
【坪数別】20坪〜50坪の総額相場一覧(工事費込み)
一般的なバリア工法での費用相場は以下のとおりです。工事費・保証費込みの総額で表示しています。
| 床面積(坪) | ㎡換算 | 費用相場(税込) | 坪単価目安 |
| 20坪 | 約66㎡ | 10万〜18万円 | 5,000〜9,000円 |
|---|---|---|---|
| 25坪 | 約83㎡ | 12万〜22万円 | 4,800〜8,800円 |
| 30坪 | 約99㎡ | 15万〜27万円 | 5,000〜9,000円 |
| 35坪 | 約116㎡ | 17万〜32万円 | 4,900〜9,100円 |
| 40坪 | 約132㎡ | 20万〜36万円 | 5,000〜9,000円 |
| 50坪 | 約165㎡ | 25万〜45万円 | 5,000〜9,000円 |
※上記は標準的なバリア工法の場合。ベイト工法は初期費用+年間管理費が別途発生します。
【工法別】バリア工法とベイト工法の価格差
シロアリ駆除には大きく分けて2つの工法があり、費用体系が異なります。
| 工法 | 初期費用(30坪目安) | 年間管理費 | 5年総額目安 |
| バリア工法 | 15万〜27万円 | なし | 15万〜27万円 |
|---|---|---|---|
| ベイト工法 | 20万〜40万円 | 2万〜4万円/年 | 30万〜60万円 |
バリア工法は初期費用のみで済む一方、ベイト工法は毎年の管理費が必要です。5年間のトータルコストで比較すると、バリア工法の方が経済的なケースが多いです。
地域・業者タイプで変わる相場のバラつき
同じ工事内容でも、業者のタイプによって価格帯は大きく異なります。
大手上場企業は品質と保証が安定している反面、広告費や人件費が価格に反映されます。地域密着型は中間的な価格帯で、地元の評判を大切にするため丁寧な施工が期待できます。ネット仲介型は価格競争が激しく安価ですが、実際の施工は下請け業者が行うため品質にばらつきがあります。



見積もり書で必ずチェックすべき5つのポイント(プロの診断基準)
見積もり書を受け取ったら、金額だけでなく内容を細かく確認することが重要です。ここでは、建築士の視点から必ずチェックすべき5つのポイントを解説します。
❶ 基本料金に含まれる工事範囲(床下処理・木部処理・土壌処理)
シロアリ駆除の基本工事は、「床下処理」「木部処理」「土壌処理」の3つで構成されます。
見積もりに「一式」とだけ書かれている場合、これらがすべて含まれているか必ず確認してください。悪質な業者は床下処理のみで済ませ、木部処理を省略するケースがあります。3つの処理がすべて含まれていることを明記してもらいましょう。
❷ 追加費用が発生する条件(玄関・浴室・点検口作成)
基本料金に含まれない追加工事が発生するケースは少なくありません。
特に多いのが、床下点検口の作成費用(3〜5万円)、玄関や浴室のタイル穿孔処理(2〜3万円)です。これらが必要かどうかは現地調査の段階で判明するはずなので、見積もり時点で「追加費用が発生する可能性があるか」を必ず質問してください。
❸ 保証内容と期間(5年保証は本当に有効か?)
多くの業者が「5年保証」を謳っていますが、その内容は業者によって大きく異なります。
⚠ 保証内容で確認すべき項目
・再発時の再施工は無料か、それとも割引対応か
・被害が出た場合の修復費用は保証されるか
・修復費用の上限金額はいくらか(300万円〜1,000万円が目安)
・保証の対象外となる条件は何か
❹ 使用薬剤の種類と安全性(安全データシートの確認方法)
使用する薬剤の種類と安全性も重要な確認ポイントです。
現在主流の薬剤は、人体やペットへの安全性が高いものがほとんどですが、それでも薬剤名と安全データシート(SDS)の提供を依頼することをおすすめします。信頼できる業者であれば、快く提供してくれます。
❺ 出張費・駐車料金などの雑費(隠れコストの罠)
見積もりの総額が安くても、後から出張費や駐車料金、廃材処理費などが加算されるケースがあります。
「この見積もり以外に追加で発生する費用はありますか?」と必ず確認し、書面で回答をもらいましょう。口頭での「大丈夫です」は証拠になりません。
追加費用で高額になるケース|30万円が50万円に?よくある追加項目と対策
「見積もりは30万円だったのに、最終的に50万円請求された」というトラブルは珍しくありません。追加費用が発生しやすい項目を事前に把握し、対策を講じましょう。
床下点検口がない場合の作成費用(1箇所3〜5万円)
床下に入るための点検口がない住宅では、新たに作成する必要があります。1箇所あたり3〜5万円が相場で、床下の形状によっては2箇所以上必要になることもあります。
玄関・タイル浴室の穿孔処理費用(一式2〜3万円)
玄関やタイル張りの浴室は、床下から薬剤を散布できないため、タイルに穴を開けて薬剤を注入する「穿孔処理」が必要です。
この処理は基本料金に含まれないことが多く、一式で2〜3万円が追加されます。古い住宅で玄関や浴室がタイル仕上げの場合は、事前に確認しておきましょう。
被害が深刻な場合の修繕費用(柱交換・床組交換)
シロアリ被害が進行している場合、駆除だけでなく被害を受けた木材の修繕が必要になります。
| 修繕内容 | 費用目安 | 備考 |
| 柱の補強 | 5万〜15万円/本 | 被害程度による |
|---|---|---|
| 柱の交換 | 15万〜30万円/本 | 構造体のため高額 |
| 床組の交換 | 20万〜50万円 | 範囲により変動 |
| 土台の交換 | 30万〜100万円 | 大規模工事 |
修繕費用は駆除費用とは別に発生します。被害が深刻な場合、駆除費用の数倍になることも珍しくありません。
追加費用を事前に確認する質問リスト
見積もり時に以下の質問をすることで、追加費用のリスクを軽減できます。
☑ 業者に確認すべき質問リスト
☑ 床下点検口の作成は必要ですか?費用はいくらですか?
☑ 玄関・浴室の穿孔処理は必要ですか?基本料金に含まれますか?
☑ 現時点で確認できる被害状況を教えてください
☑ この見積もり以外に追加費用が発生する可能性はありますか?
☑ 追加費用が発生する場合、事前に連絡をもらえますか?
シロアリ駆除の費用内訳|総額の「中身」を理解する
見積もり金額の妥当性を判断するには、費用の内訳を理解することが大切です。
基本料金の構成要素(薬剤費・人件費・保証費)
シロアリ駆除の基本料金は、大きく分けて「薬剤費」「人件費」「保証費」で構成されています。
一般的な内訳の目安として、薬剤費が全体の20〜30%、人件費が40〜50%、保証費・諸経費が20〜30%程度です。極端に安い業者は、このどこかを削っています。薬剤を薄めている、施工時間を短縮している、保証を付けていないなどの可能性があります。
1階床面積の計算方法(延床面積との違いに注意)
シロアリ駆除の費用は「1階床面積」をベースに計算されます。2階建ての場合、2階部分は含みません。
「延床面積」と混同しないよう注意してください。延床面積60坪の2階建て住宅でも、1階床面積が30坪であれば、30坪で計算されます。見積もりを比較する際は、計算の基準が統一されているか確認しましょう。
坪単価と㎡単価の換算(1坪=3.3㎡)
業者によって「坪単価」と「㎡単価」の表示が異なるため、比較する際は単位を揃える必要があります。
換算式は「1坪=約3.3㎡」です。例えば、㎡単価1,500円の場合、坪単価に換算すると約4,950円(1,500円×3.3)となります。見積もりを比較する際は、同じ単位に揃えて計算し直しましょう。
業者タイプ別の費用相場と特徴|どこに頼むべきか?
シロアリ駆除業者は大きく4つのタイプに分類できます。それぞれの特徴と費用相場を理解し、ご自身の優先事項に合った業者を選びましょう。
大手上場企業(3,000円/㎡〜)の特徴とメリット・デメリット
ダスキンやアサンテなど、全国展開している上場企業です。
メリットは、品質管理が徹底されており、保証内容も充実していることです。万が一のトラブル時も、企業としての対応が期待できます。デメリットは、価格が高めで、担当者によって対応に差があることです。
地域密着型(1,666〜2,970円/㎡)の特徴とメリット・デメリット
地元で長年営業している中小規模の専門業者です。
メリットは、地域の気候や建物の特性を熟知しており、きめ細かな対応が期待できることです。地元の評判を大切にするため、丁寧な施工が多い傾向にあります。デメリットは、業者によって技術力に差があることです。



ホームセンター・ネット仲介(1,100円/㎡〜)の特徴とメリット・デメリット
ホームセンターやネットの一括見積もりサイトを通じて依頼するケースです。
メリットは、価格競争により比較的安価なことです。デメリットは、実際の施工は下請け業者が行うため、品質にばらつきがあることです。また、中間マージンが発生するため、必ずしも安いとは限りません。
個人経営(880円/㎡〜)の特徴とメリット・デメリット
個人で営業している小規模な業者です。
メリットは、価格が最も安い傾向にあることです。デメリットは、保証期間中に廃業するリスクがあること、技術力の確認が難しいことです。5年保証を謳っていても、業者が廃業すれば保証は無効になります。
工法別の費用比較|バリア工法 vs ベイト工法、どちらを選ぶべきか?
シロアリ駆除には「バリア工法」と「ベイト工法」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自宅に最適な工法を選びましょう。
バリア工法の費用・メリット・デメリット(即効性重視)
バリア工法は、床下や木部に薬剤を散布・注入し、シロアリの侵入を防ぐ方法です。日本で最も一般的な工法です。
✓ メリット
・即効性が高い
・初期費用のみで済む
・5年間効果が持続
・実績が豊富で安心
⚠ デメリット
・薬剤を使用する
・床下に入れない建物は不可
・施工時に臭いが発生
・アレルギー体質の方は注意
ベイト工法の費用・メリット・デメリット(安全性重視)
ベイト工法は、建物の周囲に毒餌(ベイト)を設置し、シロアリに持ち帰らせて巣ごと駆除する方法です。
メリットは、薬剤を建物内に散布しないため、人体やペットへの影響が少ないことです。床下に入れない建物でも施工可能です。デメリットは、効果が出るまで数ヶ月かかること、年間管理費が必要なことです。5年間のトータルコストはバリア工法より高くなる傾向にあります。
建物の条件で選ぶ最適な工法(床下空間・家族構成・ペット)
工法の選択は、建物の条件と家族構成によって判断します。
床下空間が十分にあり、家族にアレルギー体質の方がいない場合は、コストパフォーマンスの高いバリア工法がおすすめです。一方、床下に入れない構造、小さなお子様やペットがいる、化学物質に敏感な方がいる場合は、ベイト工法を検討してください。
シロアリの種類・被害状況で変わる費用|予防 vs 駆除 vs 大規模修繕
シロアリの種類や被害の程度によって、必要な施工内容と費用は大きく変わります。
ヤマトシロアリ(一般的)の駆除費用
日本で最も一般的なシロアリで、北海道南部から九州まで広く分布しています。被害の進行が比較的緩やかで、標準的な費用で駆除できるケースがほとんどです。前述の費用相場は、主にヤマトシロアリを想定したものです。
イエシロアリ(西日本)の駆除費用(相場の1.2〜1.5倍)
主に西日本(関東以南の太平洋側)に生息するシロアリです。ヤマトシロアリより攻撃性が高く、被害の進行が早いのが特徴です。
イエシロアリの駆除費用は、ヤマトシロアリの1.2〜1.5倍が目安です。巣が大きく、広範囲の処理が必要になるためです。西日本にお住まいの方は、この点を考慮して予算を組んでください。
アメリカカンザイシロアリ(外来種)の駆除費用(高額化の理由)
近年、都市部を中心に被害が増加している外来種です。乾燥した木材に生息し、床下だけでなく家具や2階部分にも被害を及ぼします。
従来のバリア工法では対応が難しく、特殊な駆除方法が必要です。費用は通常の2〜3倍以上になることもあり、50万円を超えるケースも珍しくありません。
予防処理と駆除処理の価格差
シロアリがまだ発生していない状態での「予防処理」と、すでに発生している状態での「駆除処理」では、費用に差があります。予防処理は駆除処理より10〜20%程度安くなるのが一般的です。新築時や、被害が確認されていない段階での予防処理を検討する価値があります。
シロアリ駆除の費用を安く抑える方法|実践的な節約術
適正な品質を維持しながら費用を抑える方法をご紹介します。「安かろう悪かろう」ではなく、賢く節約しましょう。
複数見積もり(相見積もり)の効果的な取り方(3社以上推奨)
最も効果的な方法は、複数の業者から見積もりを取ることです。最低でも3社、できれば5社から見積もりを取りましょう。
相見積もりを取る際は、条件を統一することが重要です。同じ工法、同じ保証期間で比較しないと、正確な比較ができません。また、「他社の見積もりを見せてください」と言う業者には注意してください。適正な業者は、自社の価格に自信を持っています。
雑損控除の活用(確定申告で費用の一部を控除)
シロアリ被害は「雑損控除」の対象となる場合があります。駆除費用や修繕費用の一部を、確定申告で控除できる可能性があります。
適用には条件がありますので、詳しくは税務署または税理士にご相談ください。領収書や工事報告書は必ず保管しておきましょう。
火災保険の適用条件(シロアリ被害で使えるケース)
残念ながら、シロアリ被害そのものは火災保険の対象外です。
ただし、シロアリ被害が原因で建物が損壊した場合(床が抜けた、柱が折れたなど)は、「不測かつ突発的な事故」として保険が適用される可能性があります。保険会社に確認してみる価値はあります。
自治体の補助金制度(長期優良住宅化リフォーム)
一部の自治体では、住宅の耐久性向上を目的としたリフォームに補助金を出しています。シロアリ対策が含まれる場合もありますので、お住まいの自治体のホームページを確認してみてください。
定期点検・早期発見で駆除費用を最小化
最も確実な節約方法は、早期発見です。被害が軽微な段階で発見できれば、駆除費用も修繕費用も最小限に抑えられます。
年に1回の定期点検を習慣化することをおすすめします。多くの業者が無料点検を実施していますので、積極的に活用しましょう。
失敗しない業者選び|信頼できるシロアリ駆除業者の見極め方
費用だけでなく、業者の信頼性も重要な選定基準です。信頼できる業者を見極めるポイントを解説します。
日本しろあり対策協会加盟業者を選ぶメリット
日本しろあり対策協会は、シロアリ防除業界の全国組織です。加盟業者は、協会の定める施工基準を遵守することが求められています。
加盟業者を選ぶメリットは、一定の技術水準が担保されていること、トラブル時に協会が仲裁に入ってくれる場合があることです。業者選びに迷ったら、まず加盟業者かどうかを確認しましょう。
しろあり防除施工士の資格確認
「しろあり防除施工士」は、日本しろあり対策協会が認定する資格です。シロアリの生態や駆除技術に関する専門知識を持っていることの証明になります。
見積もり時に「施工担当者は資格を持っていますか?」と確認してください。資格者が施工するかどうかで、仕上がりの品質に差が出ます。
保証内容の確認ポイント(再発時の対応・修復限度額)
保証内容は業者によって大きく異なります。必ず以下の点を確認してください。
☑ 保証で確認すべき項目
☑ 保証期間は何年か(5年が標準)
☑ 再発時の再施工は無料か
☑ 被害が出た場合の修復費用は保証されるか
☑ 修復費用の上限金額はいくらか
☑ 保証が無効になる条件は何か
定期点検の有無と頻度(年1回以上が望ましい)
信頼できる業者は、施工後の定期点検を無料で実施しています。年1回以上の点検があるかどうかを確認してください。
定期点検は、再発の早期発見だけでなく、業者との信頼関係を維持する上でも重要です。点検の度に状況を報告してくれる業者は、アフターフォローにも期待が持てます。
口コミ・実績の調べ方(施工実績○○件以上が目安)
インターネットの口コミは参考になりますが、すべてを鵜呑みにしないでください。良い口コミも悪い口コミも、一定のバイアスがかかっています。
より信頼できる判断材料として、「施工実績」を確認しましょう。年間1,000件以上の施工実績がある業者は、一定の経験とノウハウを持っていると判断できます。
安すぎる業者に潜む3つのリスク|格安に飛びつく前に知るべきこと
相場より極端に安い業者には、必ず理由があります。格安業者に依頼する前に、以下のリスクを理解しておきましょう。
❶ 手抜き工事・薬剤の不足(再発の可能性大)
最も多いリスクが、手抜き工事です。薬剤を規定量より薄めて使用する、処理面積を減らす、木部処理を省略するなどの手口があります。
施工直後は問題がないように見えても、1〜2年後にシロアリが再発するケースが後を絶ちません。再施工の費用を考えると、最初から適正価格の業者に依頼した方が結果的に安く済みます。
❷ 追加費用で結局高額に(抱き合わせ商法)
見積もり時は安く提示し、施工後に追加費用を請求する悪質な業者も存在します。
「床下を見たら予想以上に被害がひどかった」「この部分も処理しないと保証できない」などと言って、追加費用を要求してきます。最初の見積もりより数十万円高くなるケースもあります。
❸ 保証期間中の廃業リスク(個人・小規模業者)
5年保証を謳っていても、業者が廃業すれば保証は無効になります。
特に個人経営や小規模な業者は、経営基盤が不安定な場合があります。保証期間中に連絡が取れなくなった、という相談は少なくありません。業者の経営状況や営業年数も、判断材料の一つとして考慮してください。



よくある質問|シロアリ駆除の費用に関するQ&A
シロアリ駆除の費用に関して、よくいただく質問にお答えします。
Q1. シロアリ駆除の費用、30坪の相場はいくら?
A. バリア工法の場合、30坪で15万〜27万円が相場です。業者タイプによって価格帯が異なり、大手企業は高め、地域密着型は中間、ネット仲介は安めの傾向があります。保証内容も含めて総合的に判断してください。
Q2. 見積もりで「一式」表示は危険?
A. 「一式」表示だけでは、何が含まれているか分かりません。必ず内訳を確認してください。床下処理、木部処理、土壌処理がすべて含まれているか、追加費用が発生する条件は何か、を明確にしてもらいましょう。
Q3. DIYでシロアリ駆除はできる?費用は抑えられる?
A. 市販の薬剤を使ったDIYは可能ですが、おすすめしません。専門知識がないと処理が不十分になり、かえって被害を拡大させるリスクがあります。また、DIYでは保証がないため、再発時にすべて自己負担になります。
Q4. 駆除と予防は同時にすべき?費用は?
A. 駆除施工には予防効果も含まれています。一度駆除施工を行えば、5年間は予防効果が持続します。5年後の再施工(予防処理)は、初回より10〜20%程度安くなるのが一般的です。
Q5. 5年保証は本当に意味がある?
A. 保証の内容によります。「再発時の再施工無料」「被害修復費用の保証(上限あり)」がセットになっている保証は価値があります。単に「5年保証」と謳っているだけで、具体的な内容が明記されていない場合は注意が必要です。
Q6. ホームセンターのシロアリ駆除は安い?
A. ホームセンター経由の場合、中間マージンが発生するため、必ずしも安いとは限りません。また、実際の施工は下請け業者が行うため、品質にばらつきがあります。価格だけでなく、施工業者の実績や保証内容も確認してください。
まとめ|適正価格で確実なシロアリ駆除を実現するために
シロアリ駆除は、住宅を守るための重要な投資です。適正価格で確実な施工を実現するために、この記事の内容を参考にしてください。
費用相場の振り返り(坪数別・工法別)
バリア工法の場合、30坪で15万〜27万円が一般的な相場です。坪単価に換算すると5,000〜9,000円/坪(1,500〜2,700円/㎡)程度です。これより極端に安い業者、極端に高い業者には注意が必要です。
見積もりチェックリスト(5つのポイント再確認)
見積もりを受け取ったら、以下の5つを必ず確認してください。
☑ 見積もり最終チェックリスト
☑ 基本料金に床下・木部・土壌処理がすべて含まれているか
☑ 追加費用が発生する条件が明記されているか
☑ 保証内容(再施工・修復費用)が具体的に記載されているか
☑ 使用薬剤の種類が明記されているか
☑ 出張費等の雑費が含まれているか
今すぐ取るべきアクション(無料診断・相見積もり)
✅ 今すぐやるべき3つのこと
1. 無料診断を申し込む
まずは現状を把握することが第一歩です。多くの業者が無料で床下診断を実施しています。
2. 3社以上から見積もりを取る
相見積もりは必須です。価格だけでなく、対応の丁寧さや説明の分かりやすさも比較してください。
3. この記事のチェックリストで見積もりを精査する
見積もりを受け取ったら、この記事のチェックリストで内容を確認してください。
シロアリ被害は早期発見・早期対処が鉄則です。「まだ大丈夫だろう」と放置すると、駆除費用だけでなく、修繕費用まで膨らんでしまいます。まずは無料診断から始めてみてください。










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